妊婦のSARS-CoV-2感染は死亡・重篤病態リスクを40%高める
Association of SARS-CoV-2 Infection With Serious Maternal Morbidity and Mortality From Obstetric Complications
背景
COVID-19パンデミックの初期には、感染が有害妊娠事象を起因しないというデータが報告も出たが、最新のデータは。University of Utah HealthのMetzらは、米国17病院で2020年3月1日〜2020年12月31日に出産した女性を対象とする後向コホート研究を行った(n=14,104)。一次アウトカムは、妊娠高血圧症・分娩後出血・非COVID-19感染症による妊産婦の死亡・重篤病態である。
結論
SARS-CoV-2感染の一次アウトカムリスク増を認めた(aRR:1.41[中等度以上重症度で2.06] )。感染は帝王切開出産と有意に関連しなかった。
評価
この主題に関する最新・最大のデータで、デルタ株・ワクチン以前状況での高リスクを確認した。CDCは、妊婦・授乳者にワクチン接種を推奨している(https://www.cdc.gov/coronavirus/2019-ncov/vaccines/recommendations/pregnancy.html)。


