結核蔓延地域でのオンサイトマルチコンポーネント戦略
Multicomponent Strategy with Decentralized Molecular Testing for Tuberculosis
背景
結核の迅速診断・治療・フォローアップのためにXpertアッセイが開発されているが、中央検査システムである。San Francisco General HospitalのCattamanchiら(XPEL-TB)は、ウガンダ20センター10,644名の成人を対象として、新規地域現場ベース多項目診断戦略の効果を検証するクラスターRCTを行った(対照:通常診療)。多項目診断戦略では、オンサイト分子検査、診療所ワークフローの適宜再構築、質指標の月1回フィードバックを組み合わせた。一次アウトカムは、16ヵ月の介入期間中での、評価受診後14日以内での結核の確診・治療患者数である。
結論
介入戦略の一次アウトカム効果を認めた(調整率比 1.56)。検査患者数・診断患者数・治療患者数すべてで対照群を上回った。
評価
Xpertシステムを地域分散させる非中検システムのパイロット実験が行われていたが、それらを集大成する大規模RCTである。結核蔓延地域での基本戦略として採用されるものとみられる。


