結核蔓延地域でのオンサイトマルチコンポーネント戦略
Multicomponent Strategy with Decentralized Molecular Testing for Tuberculosis

カテゴリー
Top Journal
ジャーナル名
The New England Journal of Medicine
年月
December 2021
385
開始ページ
2441

背景

結核の迅速診断・治療・フォローアップのためにXpertアッセイが開発されているが、中央検査システムである。San Francisco General HospitalのCattamanchiら(XPEL-TB)は、ウガンダ20センター10,644名の成人を対象として、新規地域現場ベース多項目診断戦略の効果を検証するクラスターRCTを行った(対照:通常診療)。多項目診断戦略では、オンサイト分子検査、診療所ワークフローの適宜再構築、質指標の月1回フィードバックを組み合わせた。一次アウトカムは、16ヵ月の介入期間中での、評価受診後14日以内での結核の確診・治療患者数である。

結論

介入戦略の一次アウトカム効果を認めた(調整率比 1.56)。検査患者数・診断患者数・治療患者数すべてで対照群を上回った。

評価

Xpertシステムを地域分散させる非中検システムのパイロット実験が行われていたが、それらを集大成する大規模RCTである。結核蔓延地域での基本戦略として採用されるものとみられる。

関連するメディカルオンライン文献

大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。

(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(Top Journal)

The New England Journal of Medicine(NEJM)、The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Lancet、Nature、Nature Medicine、Science、Science Translational Medicine、Cell