日本発、アトピー性皮膚炎に対するIL-31 RA抗体薬登場
Trial of Nemolizumab and Topical Agents for Atopic Dermatitis with Pruritus
背景
Nemolizumabは、IL-31受容体A抗体皮下注薬である。Kyoto University(京都大学)のKabashimaら(Nemolizumab-JP01)は、143名のアトピー性皮膚炎(中等度〜重度掻痒)患者を対象として行われたその第3相試験の結果を報告している(対照:placebo、外用薬併用)。一次エンドポイントは、掻痒VASスコアのベースラインから16週目までの平均変化率である。
結論
Nemolizumabの一次アウトカム効果を認めた(差:−21.5パーセントポイント)。注射部位反応発現率は実薬群が高かった。
評価
アトピー性皮膚炎に対する抗体薬の発表が相次いでいる中で日本から発表された、ユニークなターゲットで掻痒に著効する新薬である。一定の地位を占めることは確実とみられるが、著者らは更なる長期・大規模試験をする、としている。


