「普通のウイルス」陽性だからコロナ(COVID-19)ではない、とは言えない
Rates of Co-infection Between SARS-CoV-2 and Other Respiratory Pathogens
背景
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)感染症(COVID-19)と他の呼吸器感染症との合併は。Stanford UniversityのQuinnらは、有症状(咳・発熱・呼吸困難)患者を対象に鼻咽頭スワブでCOVID-19のPCR検査をおこない、呼吸器パネル(10種のウイルス・細菌)アッセイを行った(n=1,217)。
結論
9.5%がSARS-CoV-2陽性であった。その20.7%がSARS-CoV-2以外の呼吸器感染症起因ウイルス陽性であった。最も一般的な同時感染は、ライノ/エンテロウイルス(6.9%)・RSウイルス(5.2%)・非SARS-CoV-2コロナウイルス(4.3%)であった。SARS-CoV-2陽性検体と陰性検体の間に、非SARS-CoV-2病原体陽性率差はなかった。
評価
3月5日〜25日北カリフォルニア多施設のデータである。インフルエンザA/B陽性率はSARS-CoV-2感染者で低いが、著者らは有意差としていない。さらなる大量データが必要だが、他ウイルス検査が陽性だからCOVID-19 でない、ということはありえない。


