慢性中心性漿液性網脈絡膜症にeplerenoneは無益
Eplerenone for chronic central serous chorioretinopathy in patients with active, previously untreated disease for more than 4 months (VICI): a randomised, double-blind, placebo-controlled trial
背景
ミネラルコルチコイド受容体アンタゴニストeplerenoneは、現在慢性中心性漿液性網脈絡膜症（CSCR）治療に広く使用されている。英University of SouthamptonのLoteryら（VICI）は、その効果を検証するRCTを行った（対照：プラセボ、n=114）。一次アウトカムは、最高矯正視力（BCVA）である。
結論
一次アウトカムに群間差はなかった。重症有害事象もなかった。
評価
日本では上位推奨薬ではないが、オプションとなっている。無益性が示された。
