低用量アスピリンで早産を予防
Low-dose aspirin for the prevention of preterm delivery in nulliparous women with a singleton pregnancy (ASPIRIN): a randomised, double-blind, placebo-controlled trial
背景
低用量アスピリンの慢性低強度炎症軽減効果が注目されているが、早産には。Christiana CareのHoffmanら(ASPIRIN)は、低・中所得国においてこれを検証する多国籍RCTを行った(対照:プラセボ、n=11,979)。低用量アスピリン(81mg/日)を妊娠6週0日から妊娠13週6日の間に開始し、早産率(妊娠37週以前の出生:一次アウトカム)への効果を比較した。
結論
低用量アスピリンの一次アウトカム効果を認めた(RR:0.89)。介入群では、周産期死亡率等二次アウトカムも有意低下していた。
評価
低用量アスピリンを早産防止に有効とする初めての本格大規模RCTである。しかし著者は、全妊婦へのアスピリン投与に高額投資する前に、禁煙など最低限の措置をとることが優先されるとしている。


