デンマークビッグデータが示す「精神疾患患者は早死にする」
A comprehensive analysis of mortality-related health metrics associated with mental disorders: a nationwide, register-based cohort study
背景
精神疾患患者は若年死亡リスクが上がることを示す多くの研究がある。デンマークAarhus UniversityのPlana-Ripollらは、同国の国家的データ(n=7,369,926)の統合解析を行った。
結論
オランダ一般人口に比し、精神疾患患者の死亡率は高かった。(年間1,000人あたり28.70死亡 vs 12.95死亡)。この高死亡率は全精神疾患領域にわたっており、従って罹患疾患の種類で差はあるものの、精神疾患罹患患者は平均寿命が短命化した(女性の器質的障害の5.42年から男性の物質使用障害の14.84年に亘る)。
評価
常識的関連を最大の調査規模で疑いなく確立し、早期介入の重要性を支持した。男性精神疾患患者は、がん死亡率が高いにも関わらずそれによる短命化はない、という面白い観察ももたらしている。


