Batten病児Milaちゃんのためのウルトラ個人化ASO薬milasen
Patient-Customized Oligonucleotide Therapy for a Rare Genetic Disease

カテゴリー
Top Journal
ジャーナル名
The New England Journal of Medicine
年月
October 2019
Online first
開始ページ
Online first

背景

Batten病(神経性セロイド様リポフスチン蓄積症)に関連する多数の遺伝子変異が報告されている。Boston Children’s HospitalのYuらは、MFSD8(CLN7)変異による異常mRNA 前駆体スプライシングを修正するオリゴヌクレオチド薬(milasen)の開発を報告している。

結論

患者細胞による概念実証試験を経て、一人の患者に対し臨床試験を行った。重篤な有害事象はなく、治療は発作の客観的減少と関連していた(EEGと親の報告)。

評価

NEJMにBrief Reportとして掲載された簡単な報告だが、「Milaちゃんだけのために作られたmilasen」としてメディアにも広く取り上げられている(https://www.bbc.com/news/health-49959738)。アンチセンス薬の有益性を再確認させるとともに、超個人化薬の費用問題も浮かび上がらせる。

関連するメディカルオンライン文献

大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。

(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(Top Journal)

The New England Journal of Medicine(NEJM)、The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Lancet、Nature、Nature Medicine、Science、Science Translational Medicine、Cell