第二世代抗精神病薬の短期有害事象発生率は88%、高齢者のオッズは1.56倍
Second-generation antipsychotic drugs and short-term somatic serious adverse events: a systematic review and meta-analysis
背景
抗精神病薬は、時に致命的となる急性重篤な副作用を引き起こすことがありえる。独Technical University of MunichのSchneider-Thomaらは、第二世代抗精神病薬による重篤な有害事象を検証した597 RCTのシステマティックレビュー・メタアナリシスを行った。一次アウトカムは、最低一つの重篤な身体的有害事象を呈した患者数である。
結論
全RCTの88%で、13週間以内に重篤な有害事象が観察された。一次アウトカム率は、抗精神病薬服用群で1.68%〜2.02%、プラセボ対照群では1.37%〜1.67%であった(OR:1.24)。また、有害事象は66歳以上の患者においてより多かった(OR:1.56)。
評価
一般的印象を確認する結果だが、有害事象発生率90%、高齢者の発生オッズが1.5倍、というのは衝撃的である。


