第二世代抗うつ薬の至適用量をメタアナリシス
Optimal dose of selective serotonin reuptake inhibitors, venlafaxine, and mirtazapine in major depression: a systematic review and dose-response meta-analysis
背景
第二世代抗うつ薬の効果の用量依存性や最適投与量については、未だコンセンサスがない。日本Kyoto University(京都大学)のFurukawaらは、この問題に関する77 RCTの系統レビュー・用量作用メタアナリシスを行った。対象は18歳以上の大うつ病急性期患者、主要アウトカムは治療8週間後の効果・忍容性である。
結論
SSRIs(治療群99)の効果は、20〜40 mg fluoxetine等量域で漸増し以後低下した。Venlafaxine(治療群16)では75〜150 mgまでは用量効果関連があり、mirtazapine(治療群11)の効果は30 mgまでしか増せず以後低下した。全薬剤で用量依存的に脱落者が増加した。
評価
28,554論文を包括レビューして用量効果曲線を構築し、過剰使用を戒めた決定的メタアナリシスである。ガイドラインの基礎となりうる。


