抗タウ抗体薬BIIB092、進行性核上性麻痺で第II相へ
Safety of the tau-directed monoclonal antibody BIIB092 in progressive supranuclear palsy: a randomised, placebo-controlled, multiple ascending dose phase 1b trial
背景
BIIB092は、新規タウN末端結合ヒトモノクローナル抗体である。University of CaliforniaのBoxerらは、進行性核上性麻痺患者48名を対象として同薬の安全性・効果を検証する第1b相RCT(対照:placebo)を行った。患者は41〜86歳でMMSE20点以上、一次アウトカムは安全性である。
結論
主な有害事象は転倒(17% vs. 28%)・尿路感染症(8% vs. 17%)・打撲傷(8% vs. 14%)・頭痛(0% vs. 14%)で、すべて軽度〜中等度であった。
評価
同薬は、この適応ですでにP2(PASSPORT)が進行している。 Biogen社は2018からAlzheimer病への同薬の効果をみるP2も開始しており、2020に終了予定である。


