骨・関節感染症の治療は外来で?
Oral versus Intravenous Antibiotics for Bone and Joint Infection
背景
複雑な整形外科領域感染症に対する抗菌薬治療は静脈内投与の場合が多く長期入院が必要となるが、経口ではだめなのか。英 Oxford UniversityのScarboroughら(OVIVA)は、骨・関節感染症患者1,054名を対象として、抗菌薬の静脈内投与と経口投与を比較するRCTを行った。一次エンドポイントは、無作為化後1年以内の治療失敗である。
結論
経口療法の一次エンドポイント非劣性が示された。重篤有害事象に群間差はなく、静脈内投与群でカテーテル合併症が多くみられた。
評価
この病態の治療ランドスケープを変えうる結論である。患者の病態は多様、使用抗菌薬は指定されず、手術内容も多岐にわたる、というinclusiveな多施設オープンラベル試験であり、高インパクトであるため批判的再検証も出現しうる。


