Pridopidineによるハンチントン病治療効果の再現失敗
Safety and efficacy of pridopidine in patients with Huntington's disease (PRIDE-HD): a phase 2, randomised, placebo-controlled, multicentre, dose-ranging study

カテゴリー
その他
ジャーナル名
The Lancet Neurology
年月
February 2019
18
開始ページ
165

背景

ドパミンシステム スタビライザーpridopidineは、以前の第IIb/III相試験でハンチントン病患者における運動障害低減効果が示唆されている。ドイツGeorge Huntington InstituteのReilmannら(PRIDE-HD)は、その有効性・安全性を検証する第II相再現試験を行った(対照:placebo、n=397)。一次エンドポイントは、統一ハンチントン病評価尺度の総合運動スコア(UHDRS-TMS)改善である。

結論

Pridopidineは一次エンドポイント無効であった。

評価

FDAもEMAも以前の第II/III相試験結果では承認せず、再現試験を要求していたものである。両当局の懸念が正しく、再現第II相試験で失敗した珍しい例となった。著者らは「結論」のなかで、この病態ではプラセボ効果が強くなるのではないか、と重要な指摘を行っている。

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取り上げる主なジャーナル(その他)

The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Journal of the American Medical Association (JAMA)、British Medical Journal (BMJ)、Annals of Internal Medicine (Ann Intern Med)