3日熱マラリアの再発予防にtafenoquine単回投与
Single-Dose Tafenoquine to Prevent Relapse of Plasmodium vivax Malaria
背景
再燃が問題となる3日熱マラリアにprimaquineが使われているが、アドヒアランスが低い。ブラジルFundacao de Medicina TropicalのLacerdaらは、3日熱マラリアに感染し、G6PD活性が正常なエチオピア・ペルー・ブラジル・カンボジア・タイ・フィリピンの患者を対象にTafenoquine単回投与・プラセボ・primaquine(14日間投与)の再燃予防効果を比較するRCTを行なった(n=522)。一次アウトカムは、6ヶ月時点で寄生虫血症再燃がなく、三日熱マラリア原虫消失状態の患者の割合である。
結論
Tafenoquine単回投与の一次アウトカム効果が示された。6ヶ月時点で再燃がなかった患者の割合は、tafenoquine群62.4%・プラセボ群27.7%・primaquine群69.6%であった。再燃リスクのブラセボ群に対するハザード比は、tafenoquine群0.3・primaquine群0.26であった。Tafenoquineは無症候性ヘモグロビン減少と関連していたが、介入なく回復した。
評価
長期作用目的で開発された同薬の威力を示した。NEJM Editrialは「治療により副作用が生じるG6PD欠損症患者を完全に除外する検査がなく、すぐに日常診療に用いるべきではない」と述べているが、FDAはすでに承認している。


