NOACのAF外でのアスピリン代替は論争的
Association of Intracranial Hemorrhage Risk With Non-Vitamin K Antagonist Oral Anticoagulant Use vs Aspirin Use: A Systematic Review and Meta-Analysis

カテゴリー
その他
ジャーナル名
JAMA Neurology
年月
August 2018
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背景

AF患者へのNOAC(特にアピキサバン)使用を推奨するエビデンスがあるが、それは非AF患者でもアスピリンを代替し得るか。台湾Chang Gung UniversityのHuangらは、この問題を検討するシステマティックレビュー・メタアナリシスを行った(5RCT:n=39,398)。一次アウトカムは頭蓋内出血である。

結論

リバーロキサバン(15〜20mg/D)のアスピリンに対する一次アウトカムリスク増を認めた(OR:3.31)。しかし、10mg/Dでも5mgx2/Dでもこのリスク増はなく、また同薬のリスクには対象疾患によって差があるとみられた。

評価

重要な問題に関する微妙な結果で、「低用量リバーロキサバンではアスピリンより効果がないからアスピリンを代替できない」、あるいは一般に「NOACのAF外使用は好ましくない」とも、また逆に「NOACはAF外でも個人に応じ適薬を適量で使うべき」という含意も引き出せる。論争的問題となった。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(その他)

The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Journal of the American Medical Association (JAMA)、British Medical Journal (BMJ)、Annals of Internal Medicine (Ann Intern Med)