高齢者の大腿骨近位部骨折手術の麻酔は
Spinal Anesthesia or General Anesthesia for Hip Surgery in Older Adults
背景
高齢者の大腿骨近位部骨折手術には全身麻酔か脊椎麻酔か。University of PennsylvaniaのNeumanらは、50歳以上の同患者1,600名を対象としてこれを検証するRCTを行った。一次アウトカムは、無作為化60日後での死亡、もしくは3mの杖使用、もしくは独立歩行不能である。
結論
一次アウトカムに群間差はなかった。せん妄発生率も同等だった。
評価
長く行われている議論を終結させるべく行われたRCTで出された同等性結果だが、近年の脊椎麻酔増加傾向(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/31746959/)を鑑みると、「全身麻酔も悪くない」という解釈も成り立つ。


