膝OAへの新規FGF薬spriferminは有望?
Effect of Intra-Articular Sprifermin vs Placebo on Femorotibial Joint Cartilage Thickness in Patients With Osteoarthritis: The FORWARD Randomized Clinical Trial
背景
変形性膝関節症(OA)患者への関節内注射薬spriferminの効果・安全性は。University of MarylandのHochbergら(FORWARD)は、Kellgren-Lawrenceグレード2〜3でレントゲン所見のあるOA患者549名を対象としてこれを検証する第2相用量設定RCTを行った(対照:プラセボ)。一次エンドポイントは、ベースライン2年後のMRI測定による大腿脛骨関節の軟骨の厚みの変化である。
結論
Sprifermin 100μg投与群で有意の一次アウトカム効果を認めた。臨床的有意義は不明であり、有害事象に群間差はなかった。
評価
新規FGF薬である。痛みという臨床的に重要なアウトカムへのインパクトが少ないようだが、OAへの有効薬が切望される中、有望薬としてさらに検証される模様である。


