多発性硬化症に経口BTK阻害薬登場
Placebo-Controlled Trial of an Oral BTK Inhibitor in Multiple Sclerosis
背景
Evobrutinibは選択的BTK阻害薬で、B細胞活性化を阻止する。カナダSt. Michael’s HospitalのMontalbanらは、多発性硬化症(MS)患者267名を対象としてその効果・安全性を検証する96週の第II相試験を行った(対照:placebo)。一次アウトカムは、12・16・20・24週でのT1強調MRIのGd増強病変全数である。
結論
Evobrutinib 75mg 1回・2回/日投与の、12〜24週での一次アウトカム効果を認めた(aRR:0.30・0.44)。24週での無調整年換算再発率も低かった(0.37 vs. 0.13・0.08)。
評価
有望な経口薬で、有害事象は軽度〜中等度であったとされている。同薬はSLEでもP2が行われており、そちらも有望である(https://lupusnewstoday.com/2018/12/05/evobrutinib-effects-macrophages-potentially-benefit-sle-treatment-study/)。


