足関節外顆骨折では6週もギブス固定する必要はない?
Three week versus six week immobilisation for stable Weber B type ankle fractures: randomised, multicentre, non-inferiority clinical trial

カテゴリー
整形外科・理学療法
ジャーナル名
BMJ
年月
January 2019
364
開始ページ
k5432

背景

足関節外顆骨折(Weber type B)に対する標準治療は6週間のギブス固定である。フィンランドOulu University HospitalのKortekangasらは、16歳以上の患者247名を対象として、標準法に対する3週間の簡易足装具装着ないしギブス固定の効果を検証するRCTを行った。一次非劣性アウトカムは、12ヶ月でのOlerud-Molander Ankle Scoreである。

結論

3週間ギブス固定も3週間足装具装着も標準法に対し一次アウトカム非劣性であった。足関節底屈の改善と深部静脈血栓発生においては、3週間ギブス固定が6週間ギブス固定よりも優位であった。

評価

6週間固定の有効性に関するエビデンスは堅固だが、3週まで短縮してよいことを示唆して、現場へのインパクトは大きい。追試が成功すれば標準を変えることになる。

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取り上げる主なジャーナル(整形外科・理学療法)

Physical Therapy