外来心臓リハビリの長期効果を確認
Impact of ambulatory cardiac rehabilitation on cardiovascular outcomes: a long-term follow-up study
背景
心疾患入院患者への早期心臓リハ(CR)が一般推奨となってきたが、その長期的アウトカムは。イタリアUniversity of TriesteのFabrisらは、急性心筋梗塞でCABGまたはPCI後に退院した患者(CR参加 n=839、CR非参加 n=441)を対象として、外来CRプログラム参加の長期的な心血管原因死亡・入院に対する影響を検討する後向分析を行った。
結論
CRプログラム参加は、心血管原因入院・心血管原因死亡複合アウトカム発生率低下の独立予測因子であり(HR:0.58)、CR群は非CR群より全死亡率(10% vs. 19%)・心血管原因死亡率(2% vs. 7%)がともに低かった。
評価
エビデンスの集積に反して患者の外来CR利用は欧州で30〜50%、米では25%で、まだまだ一般的ではないと著者らは述べている。日本のAMI患者の外来CR利用は推定3.8%だったという2004年調査がある(https://doi.org/10.7793/jcoron.jcoron.21.006)。


