高齢者の股関節障害と慢性腰痛の併存を調査
Hip Symptoms, Physical Performance, and Health Status in Older Adults With Chronic Low Back Pain: A Preliminary Investigation
背景
高齢者では変形股関節症と慢性腰痛(CLBP)が併存することがある。University of DelawareのHicksらは、CLBPを有する高齢者54名と年齢・性別マッチ健常者54名を対象とするケースコントロール研究を行った。主要アウトカム指標は、反復立ち上がりテスト・階段昇降テスト・HRQOLである。
結論
対照群と比較してCLBP患者は股関節痛・朝のこわばり・股関節屈曲時痛を有する割合が高く、CLBPと股関節症状を合併する患者の身体パフォーマンスとHRQOLは最低度だった。
評価
臨床的に気づかれている関連だが、著者らによると本格的な関連検証がなく、今回の予備研究に続きより広範な研究を行う、という。先行研究では、膝・股関節OA患者のみでもHRQOLはかなり低い(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16285189)。


