うつ患者への運動介入の中止でうつが増悪?
Does ceasing exercise induce depressive symptoms? A systematic review of experimental trials including immunological and neurogenic markers

カテゴリー
整形外科・理学療法
ジャーナル名
Journal of Affective Disorders
年月
July 2018
234
開始ページ
180

背景

うつ(DS)・大うつ障害(MDD)患者への運動介入が有益とされているが、運動中止(EC)の影響は。オーストラリアUniversity of AdelaideのBauneらは、6研究(n=152)を対象とするシステマティックレビュー・メタ解析を行った。

結論

ベースラインと比較して、ECは3日後・1週間後・2週間後にDSを増悪させた。女性は男性と比べ有意にDSが多かった。EC後に血中の脳由来神経栄養因子(BDNF)・TNFレベルに変化はなかったが、1週間後にCRPが、また2週間後にIL6値が低下していた。MDDに対するECの効果は研究がなかった。

評価

現行のガイドラインはDS予防には最低週150分の中等度運動を推奨しているが、ECがDSに与える影響に関する数少ない研究を初めて系統的にレビューした。運動療法を突然中止すると、うつ患者のメンタルに悪影響を与えうる。

関連するメディカルオンライン文献

大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。

(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(整形外科・理学療法)

Physical Therapy