脳卒中リハへのVRトレーニング追加に意味はあるか
Virtual Reality Training for Upper Extremity in Subacute Stroke (VIRTUES): A multicenter RCT
背景
脳卒中リハビリにおける、バーチャルリアリティ(VR)を利用したトレーニングの有効性が示唆されている。ノルウェーUniversity of BergenのBrunnerら(VIRTUES)は、脳卒中発生後12週以内の上肢機能障害患者120名を対象として、標準リハ(CT)へのVR併用の効果を検証する第III相試験を行った。一次アウトカム指標はAction Research Arm Test(ARAT)である。
結論
一次・二次アウトカムのすべてで群間差はなかった。
評価
2012年のレビューが「有効と見えるが研究は質・量とも不十分」としていたものである(https://doi.org/10.1161/STROKEAHA.111.642439)。この研究は本格的なもののひとつで、VRの追加的有益性を否定した。著者らは「患者のモチベーションには良い」としている。


