COVID-19ファイザーワクチンの12〜15歳児への安全性・免疫原性・有効性を示す
Safety, Immunogenicity, and Efficacy of the BNT162b2 Covid-19 Vaccine in Adolescents
背景
SARS-CoV-2ワクチン(PfizerBNT162b2)の思春期小児への免疫原性・安全・有効性は。PfizerのGurtmanら(C4591001)は、12〜15歳児2,260名を対象としてこれを検証するRCTを行った(対照:プラセボ)。
結論
同ワクチンのこの集団への免疫原性が16〜25歳集団に優越することを確認した。接種群で発症者はなかった(プラセボ群で16名)。重篤有害事象はなかった。
評価
必要な検証で、ここでのデータに基づきFDAは5月10日に同ワクチンにEUAを出し、CDCは直ちにこの年齢層への接種を「推奨」とした(https://www.cdc.gov/media/releases/2021/s0512-advisory-committee-signing.html)。