DNRはDoNotCareではない
Original Research: Nurses' Perspectives on Caring for Patients with Do-Not-Resuscitate Orders
背景
DNR指示は看護ケアの臨床にどんな影響を与えているか。Texas Health Presbyterian Hospital DallasのKellyらは、入院中成人DNR患者のケアに関与している35名の看護師を対象に、オンラインアンケートとインタビューを行い、DNR指示に関する理解と解釈を調査した。
結論
60%が、DNR指示があった場合でも、ケアプラン実施指示の有無に関わらずさ緩和ケアが優先されると回答した。インタビュー分析により、看護師間でDNR指示の解釈が異なることがよくあり、意図しない結果をもたらす、という事態が明らかになった。医療・ケアチームのメンバー、患者、および家族の間でのDNRへの認識の差異が報告された。この誤解は、ケアの変化、状態悪化への対応のばらつき、緊張、およびヘルスケアチームメンバー間の役割期待の差異をもたらした。
評価
DNRの表面定義は十分に明確だが、「治療しないこと」と同視する誤解釈は無意識的に広がっており、ケアに混乱が生じうる。著者らは、DNR指示がケアプランでないことを理解することが重要、としている。


