貧血早産児への輸血戦略は「非リベラル」でよい

Higher or Lower Hemoglobin Transfusion Thresholds for Preterm Infants

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背景

貧血の超低出生体重児への赤血球輸血での最適戦略は。University of PennsylvaniaのKirpalaniら（TOP） は、出生体重1,000g以下、在胎期間22週0日-28週6日の新生児1,824名を対象として、リベラルセル輸血戦略と制限赤血球輸血戦略の有効性・安全性を比較するRCTを行った。一次アウトカムは、生後22-26ヵ月時点での死亡または神経発達障害の複合であり、早産の程度で補正した。

結論

両戦略に、早産度補正後の一次アウトカム差はなかった。

評価

すでに450名規模の古典的RCTで示されている結論だが（https://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S0022347606004446）、最大規模化して確認した。