フェイクニュースは感染症アウトブレイクを悪化させる?:シミュレーション研究
Misinformation making a disease outbreak worse: outcomes compared for influenza, monkeypox, and norovirus

カテゴリー
看護・母子医学
ジャーナル名
SIMULATION
年月
November 2019
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開始ページ
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背景

感染症発生時のフェイクニュース拡散は健康にどのように影響するか。 英国University of East AngliaのBrainardらは、インフルエンザ・サル痘・ノロウイルスの発生に関する、感染症の伝播、潜伏期間と回復時間、人々の行動、ソーシャルメディアへの投稿と情報共有の速度と頻度に関するシミュレーションを行い、フェイクニュースへの対抗のために提案されている既存の戦略をテストした。

結論

有害なアドバイス(harmful advice)を流通情報の50%から40%に減らすことで、疾患の集団発生アウトカムにおける有害なアドバイスの影響が軽減された。人口の20%を有害アドバイスから遮断することも同様の効果があった。

評価

著者らは、フェイクニュースへの「免疫」をつける方策や有害アドバイスの拡散制御の実行可能性を探るべき、としているが、実際行動に基づく観察研究ではない。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(看護・母子医学)

Oncology Nursing Forum, International Journal of Nursing Studies