補完医療利用を医療者に知らせる患者は三人に一人
Disclosure of complementary medicine use to medical providers: a systematic review and meta-analysis

カテゴリー
看護・母子医学
ジャーナル名
Scientific Reports
年月
February 2019
9
開始ページ
1573

背景

患者は補完医療(CM)を利用していることを医療提供者に知らせているか。オーストラリアUniversity of Technology SydneyのFoleyらは、2003〜2016年の86観察研究の系統レビュー・メタアナリシスをおこなった。

結論

14研究が適格であった。CMの報知率は33%で、報知・非報知の主理由は以下であった。知らせない理由:医師に聞かれなかった;不支持への恐れ;開示は重要でないという認識;医師がCMに関心がなかった;時間がなかった;CMは安全であると信じていた。知らせた理由:医師に聞かれた;医師が支持すると信じた;知らせるのが大事と信じた。

評価

報知率は、13年前のレビュー以来ほとんど変わっていない、という。日本で同テーマの本格調査はないとみられるが、癌患者の半数近くが補完医療を試み、60%は医師に相談しない、という調査結果がある(http://www.shikoku-cc.go.jp/hospital/guide/useful/newest/cam/dl/pdf/cam_guide(3rd)20120220_forWeb.pdf)。

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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(看護・母子医学)

Oncology Nursing Forum, International Journal of Nursing Studies