穿刺前1%リドカイン滴下で静注痛を軽減
Comparison of Two Lidocaine Administration Techniques on Perceived Pain from Bedside Procedures: A Randomized Clinical Trial

カテゴリー
看護・母子医学
ジャーナル名
Chest
年月
April 2018
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背景

リドカインにより静注時の穿刺痛を軽減する手法が広がっている。University of ChicagoのKressらはその効果を検証するRCTを行った。全患者に1%リドカイン皮下注射を行い、介入群では穿刺前に1%リドカイン1-2mlを皮膚表面に滴下し、対照群は無処置とした(n=418、注射針は25G)。一次アウトカムはVASスコアによる疼痛強度である。

結論

介入群で疼痛が軽減した(p=0.03)。サブグループ解析では、末梢挿入中心静脈カテーテル(PICC)での疼痛スコアの改善が大きかった(p=0.02)。

評価

特にPICCの痛みを取ることが有益で、皮下注は有効とされるが穿刺痛だけで注入痛は却って増す、とも言われている。注射前滴下の有効性を示し、滴下単独効果のRCTを要請する結果である。

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取り上げる主なジャーナル(看護・母子医学)

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