週1回経口ISL/LEN、HIV抑制維持で1日1回療法に非劣性:ISLEND-1試験
Phase 3 Trial of Weekly Oral Islatravir-Lenacapavir for HIV-1 Treatment
背景
HIV-1治療において、1日1回経口B/F/TAF(ビクテグラビル/エムトリシタビン/テノホビル アラフェナミド)から週1回経口ISLF/LEN(イスラトラビル/レナカパビル)への切り替えは、ウイルス抑制を維持しながら服薬負担を軽減できるか。
イギリスQueen Mary University of LondonのOrkinら(ISLEND-1)は、12ヵ国607名を対象とした第3相RCTにより、48週時のHIV-1 RNA 50コピー/mL以上を一次アウトカムとして両レジメンの有効性と安全性を比較検証した。
結論
週1回療法の一次アウトカム非劣性を認めた:(ISL/LEN群)0% vs. (B/F/TAF群)0.3%。RNA 50コピー/mL未満は93.4% vs. 92.4%、重篤有害事象は5.3% vs. 4.6%であった。
評価
Gilead SciencesとMerck&Co.の共同開発による新規配合剤の第3相試験で、1日1回療法に対する非劣性と良好な安全性を確認した。週1回経口療法への転換は、大きな恩恵と言える。両薬とも既承認で、合剤の承認も確実だが、試験自体の留保点は、対象患者がアドヒアランス良好なウイルス抑制例であること、96週までの長期安全性は継続評価が必要であること、である。


