セクキヌマブはリウマチ性多発筋痛症にも使える:REPLENISH第3相試験
Phase 3 Trial of Secukinumab in Polymyalgia Rheumatica
背景
リウマチ性多発筋痛症(PMR)の治療では、ステロイドの代替療法の開発が急務である。
アメリカHarvard Medical SchoolのStoneら(REPLENISH)は、直近で再発を来した50歳以上のPMR患者381名を対象に、抗IL-17A完全ヒトモノクローナル抗体薬セクキヌマブの有効性・安全性を検証するRCTを実施した。
一次アウトカムは、52週時点での寛解維持であり、寛解が12週目から52週目まで持続した状態と定義した。
結論
セクキヌマブの一次アウトカム効果を認めた:300 mgで41.2% vs. プラセボ20.4%。また、調整年間累積ステロイド投与量でも有意な減量効果が示された。重篤有害事象の発生率に群間差はなかった。
評価
同薬はすでに乾癬・強直性脊椎炎(AS)・乾癬性関節炎(PsA)で汎用されており、PMRでの有効性証明には驚きはない。ステロイド減量効果は明確で、この用法の承認も確実と見られ、IL-6阻害薬との競争に入ることになる。ただし、1年を超える長期有効性データの不足や、プラセボ群の試験中止率の高さは、問題点である。


