Nirsevimabの乳児RSウイルス感染症予防効果を確認:HARMONIE試験
Nirsevimab for Prevention of Hospitalizations Due to RSV in Infants
背景
抗RSウイルス(RSV)に対するモノクローナル抗体nrsevimabの乳児RSV感染症予防の有効性は。
イギリスUniversity of SouthamptonのFaustら(HARMONIE)は、在胎29週以上で出生し、最初のRSV流行期を迎える生後12ヵ月以下の乳児8,058名を対象として、同薬のRSV感染症予防効果を検証する第3相RCTを行った(対照:標準ケア)。
一次エンドポイントは、RSV 関連下気道感染症による入院である。
結論
Nirsevimaの一次エンドポイントに対する効果を認めた(有効率 83.2%)。
治療関連有害事象は、実薬群の2.1%に発現した。
評価
Sanofi・AstraZenecaの創薬で、すでにFDA承認されている。承認は早産児を中心としたデータに基づいたもので、この論文は、対象を通常乳児に拡大した試験である。順当に有効性を確認したが、RSVpreFワクチンとの比較が問題となる。


