胸部大動脈用ステントグラフトの製造販売承認を取得
- 川澄化学工業株式会社
- 2013年1月7日
平成25年1月7日
各位
会社名 川澄化学工業株式会社
代表者名 代表取締役社長 川野 幸博
(コード番号 7703東証第二部)
代表者名 代表取締役社長 川野 幸博
(コード番号 7703東証第二部)
川澄化学工業株式会社(本社:東京都港区、社長:川野幸博)は、胸部大動脈用ステントグラフト「カワスミNajuta胸部ステントグラフトシステム」において、2012年12月27日付にて厚生労働省より製造販売承認を取得しましたので、お知らせいたします。
当社品「Najuta」(ナユタ)の特長
「Najuta」は胸部大動脈瘤用のステントグラフト*で、950パターンの3次元構造を持った規格の中から最適な製品を選択できるセミ・カスタムメイド・システムを採用しており、画像解析による詳細な診断を実施することにより、患者さんの血管形状や留置部位に合わせたステントグラフトの提供が可能となります。
また、人工血管部分にフェネストレーションと呼ばれる穴が開いていることによって、これまでステントグラフト治療が困難であった胸部大動脈の湾曲した部分にできた動脈瘤を、脳へ繋がる血管を塞ぐことなく治療が可能となります。この「Najuta」により、今まで開胸手術しか選択肢のなかった患者さん、もしくは手術ができず治療法のなかった患者さんにもステントグラフトを用いた低侵襲治療の機会を提供できます。
なお、現在、日本国内に流通している胸部大動脈瘤用のステントグラフトは全て輸入品であり、「Najuta」は国産初となります。
*ステントグラフトとは人工血管(グラフト)にバネ状の金属(ステント)を取り付けた医療機器で、胸部や腹部の大動脈瘤を治療するために使用されます。大腿部の血管からステントグラフトが格納されたカテーテルを挿入し、瘤が発生している血管部位にステントグラフトを留置し、動脈瘤への血液の流入を塞ぐことによって、動脈瘤の拡大、破裂を防ぎます。
以上
- 企業サイトURL
- http://www.kawasumi.jp
- ニュース・プレスリリース
- http://www.kawasumi.jp/release/?setyear=2013
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