大学のテーマが「さきがけ」だからといって、何でも新しいサービスを導入するわけではありません。
当時、医学分野では買い切り制の電子書籍サービスはいくつかありましたが、年間定額制で数千冊の書籍に同時アクセス数が無制限で読むことが出来たのはMOL イーブックスだけでした。
そのような他に例のないサービス、という点で大変魅力を感じ、トライアルを行った結果、利用も多かったので導入するに至りました。
紙の書籍の場合は、どうしても貸出中や紛失などが起こるため、同時アクセス無制限でいつでも利用することが出来るという点は、利用者の利便性を大きく向上できたと感じます。
さらに、医学系の書籍は毎年のように新しい版が発行されますが、年間購読制であれば、その汎用性も高くなり、購入や除籍の手間といったところも抑えることが出来るので、業務の効率化にもつながりました。
予算の都合で2020年に一度解約しました。その後、新型コロナウイルスの影響で、早急にリモートワークのサポートが必要となりました。
予算も限られる中、あの値段で6,000冊※以上の電子書籍にアクセスできるというのはコスパ的にも大変良いと思い、結果、再度契約することにした次第です。
※再導入いただいた2021年4月時点の数字です。
そうですね、例えば学生の1・2年生に関しては幅広い分野の学問に触れる必要があるという話もありますので、そういった意味では冊数が多い方が、ニーズに合う可能性は広がると思います。
そうですね、例えば医学科以外に看護学科もあるため、看護関係の書籍が多くアクセスされているのはもちろん、その他、薬学やリハビリ関連の書籍へのアクセスも多いと思います。
これは付属病院のメディカルスタッフの方々も利用していると思われます。
そうですね。あとレジデント関連や診療に係る書籍も読まれているので、研修医や医師の先生方もアクセスされているようです。
仮に、利用が見込まれる書籍を800タイトル購入しても、実際はそのすべてが利用されるわけではないというのが今までの経験からあるのですが、やはり、800タイトルとは、約6,000冊が読み放題というサービスだからこその数字であると感じます。
1冊ずつの買い切りで電子書籍を選書する場合、どうしても限られた書籍になってしまいます。そう考えると約800タイトルというのは買い切りではまず不可能だと思います。
MOL イーブックスは1冊買い切りの価格設定も他のサービスより安いな、というイメージですが、年間購読プランに関しては前述のように年間約800タイトルが利用されることを考えると、かなり安いと思います。安すぎるくらいです(笑) 先日営業の方から、導入率がまだ全体の20%程度と聞いて驚いています。 もっと皆さん導入されていると思っていたので意外でした。
電子書籍は、重たい書籍を持ち歩かないでいつでもどこでも学習できるというのが大きな魅力だと思います。その中でもMOL イーブックスでは6000点以上の書籍から選べるということから、学習の可能性が広がってアクティブラーニングという点からも役立つと考えています。これからも対象書籍をどんどん増やしていただきたいと思います。