HIV-1治療は週1回経口ISL/LENに:ISLEND-2
Switch to once-weekly, single-tablet islatravir-lenacapavir from daily standard of care for HIV-1 (ISLEND-2): a multicentre, randomised, open-label, active-controlled, phase 3 non-inferiority trial
背景
HIV-1治療において、毎日服用を要する抗レトロウイルス療法(ART)の投与頻度を減らしつつ、ウイルス抑制を維持できるかが課題である。
アメリカCambridge Health AllianceのColsonらは、ウイルス抑制中の626名を対象に、週1回経口イスラトラビル/レナカパビル(ISL/LEN)への切り替えを標準治療(SOC)継続と比較する第3相オープンラベルRCTを行った。
一次アウトカムは48週時のHIV-1 RNA 50コピー/mL以上であった患者の割合である。
結論
ISL/LENのSOCへの一次アウトカム非劣性を認めた:群間差−1.0%(非劣性マージン4%)。治療関連有害事象は18% vs. 1%未満であった。
評価
HIV治療の「毎日」から「週1回」への転換は大きな潮流だが、Gilead SciencesとMerck Sharp & Dohmeが、ISLENDで初めて第3相成功した。既存標準薬ビクタルビとの盲検化対決試験であるISLEND-1でも非劣性を達成しており、承認されれば初の週1回完全経口HIV治療となる。ただし、対象は既にウイルス抑制された患者であり、48週を超える安全性の評価は残る。


