海外ジャーナルレビュー : 「整形外科・理学療法」

TKA後のリハビリは高強度で?
Restoring physical function after knee replacement: a cross sectional comparison of progressive strengthening vs standard physical therapy [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:整形外科・理学療法
ジャーナル名:Physiotherapy Theory and Practice
年月:June 2018
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
人工膝関節置換手術(TKA)後のリハビリ強度は高い方がいいのではないか。University of Southern CaliforniaのPozziらは、50歳以上のTKA後患者を対象とする横断的比較試験を行った。患者を漸進強化運動群(n=165)・標準ケア群(40)に分け健康コントロール群(80)と比較した。漸進強化運動は週2-3回・合計12回(各々の最大下努力で調整した10回×3セット)、標準ケアは23回の室内バイク運動と無ウェイトの脚上下運動である。アウトカムは、TKA12カ月後の患者主導的膝機能評価表(KOS-ADL)・四頭筋力・パフォーマンス試験である。
【結論】
強化運動群は標準ケア群より膝関節屈曲ROM・大腿四頭筋筋力・階段小康時間がより改善していた(健康コントロールには全項目で劣った)。
【評価】
TKA後リハビリの積極化の流れに掉さす結果である。著者らは、現在の普通の(標準)ケアでは患者が達成感を得られない、と示唆している。ただし、TKA手術で健常者と同じようになることはできない。
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