海外ジャーナルレビュー : 「癌」

Unfavorableなホジキンリンパ腫にニボルマブ+AVD療法:第2相NIVAHL試験
Efficacy of Nivolumab and AVD in Early-Stage Unfavorable Classic Hodgkin Lymphoma: The Randomized Phase 2 German Hodgkin Study Group NIVAHL Trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:
ジャーナル名:JAMA Oncology
年月:June 2020
巻:6
開始ページ:872
【背景】
ニボルマブは再発・難治性の古典的ホジキンリンパ腫(cHL)で高い奏効率を示しているが、初回治療でのエビデンスは十分ではない。ドイツUniversity of CologneのBrockelmannらは、限局期unfavorable古典的ホジキンリンパ腫患者を、ニボルマブとドキソルビシン・ビンブラスチン・ダカルバジン(AVD)の同時治療(N-AVD)またはニボルマブ・N-AVD・AVD・放射線治療の連続治療のいずれかに割り付ける第2相ランダム化比較試験NIVAHLを実施した(n=109)。
【結論】
N-AVD同時治療群の2サイクル終了時、または連続治療群のニボルマブ終了時での中間解析では、それぞれ100%、96%で客観的奏功が認められ、87%、51%が完全寛解であった。治療終了後の完全寛解率は同時治療群90%、連続治療群94%であった。12ヵ月無増悪生存率はそれぞれ100%、98%であった。
【評価】
ニボルマブベースの治療は、進行期cHLと同様、限局期でも高い有効性を示した。将来的には毒性の高い化学療法・放射線治療の軽減をもたらすことが期待される。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(癌)
The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Journal of Clinical Oncology (JCO)、Journal of the National Cancer Institute(JNCI)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、Cancer Research (Cancer Res)
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