海外ジャーナルレビュー : 「癌」

マンモグラフィ検診は過剰診断を増やすだけ?
Breast Cancer Screening, Incidence, and Mortality Across US Counties [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:
ジャーナル名:JAMA Internal Medicine
年月:September 2015
巻:175
開始ページ:1483
【背景】
マンモグラフィ検診が過剰診断を生み出しているという疑念は根強い。ワシントン州シアトルのHardingらは、受診割合の異なる全米547郡での検診マンモグラフィで乳癌と診断された女性の10年フォローアップにより乳癌死亡率等との関連を調査した(n=53,207)。
【結論】
受診割合と乳癌罹患率には正の相関が見られたが(weighted r=0.54)、死亡率との間には見られなかった(0.00)。腫瘍サイズによる層別化分析では、スクリーニングは2cm以下の乳癌罹患率増加と強く相関した。
【評価】
マンモグラフィ検診はもっぱらサイズの小さな腫瘍検出を増やすだけという結果で、マンモグラフィが死亡率に大きな変化をもたらさない理由を説明するかもしれない。日本乳癌学会の新たな診療指針では50歳以上マンモグラフィ検診の推奨グレードがAからBに変更される。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(癌)
The Journal of the American Medical Association(JAMA)、Journal of Clinical Oncology (JCO)、Journal of the National Cancer Institute(JNCI)、Lancet、The New England Journal of Medicine(NEJM)、Cancer Research (Cancer Res)
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