海外ジャーナルレビュー : 「看護・母子医学」

米CDCがCOVID-19 mRNAワクチンの妊婦安全性データを示す
Preliminary Findings of mRNA Covid-19 Vaccine Safety in Pregnant Persons [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:看護・母子医学
ジャーナル名:The New England Journal of Medicine
年月:June 2021
巻:384
開始ページ:2273
【背景】
COVID-19メッセンジャーRNA(mRNA)ワクチンの妊婦安全性は重要な問題である。Centers for Disease Control and PreventionのShimabukuroらは、同国VAERSシステム登録者35,691名の2020年12月14日〜2021年2月28日データを解析した。
【結論】
妊娠女性は非妊娠女性より注射部位疼痛報告が多く、頭痛・筋肉痛・悪寒・発熱の報告は少なかった。接種妊娠者3,958名中827名が妊娠終了し、妊娠喪失は13.9%、生児出産は86.1%であった。新生児の有害転帰は、早産9.4%、在胎不当過小3.2%等で、新生児死亡は報告はなかった。これらのデータは、COVID-19パンデミック前のデータと同等であった。VAERS報告妊娠関連有害事象は221件 で、最多は自然流産46件であった。
【評価】
著者らの結論は、「更なる長期追跡が必要だが、今のところ問題はない」というものである。mRNAは妊婦に対する免疫原性も報告されており(https://jamanetwork.com/journals/jama/fullarticle/2780202)、懸念データは今のところ存在しない。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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