海外ジャーナルレビュー : 「看護・母子医学」

就学前ADHD幼児への薬物療法は
α2-Adrenergic Agonists or Stimulants for Preschool-Age Children With Attention-Deficit/Hyperactivity Disorder [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:看護・母子医学
ジャーナル名:The Journal of the American Medical Association
年月:May 2021
巻:325
開始ページ:2067
【背景】
就学前児の注意欠如・多動症(ADHD)に対するα2アドレナリン作動薬と中枢刺激薬の有効性・安全性は。Boston Children’s HospitalのHarstadらは、同幼児497名の診療記録を用いる後向研究を行った(投薬開始時の年齢中央値:62ヵ月齢)。主要アウトカムは、主治医評価によるADHDの改善である。
【結論】
α2アドレナリン作動薬利用者の66%、中枢刺激薬利用者の78%で症状が改善した。α2アドレナリン作動薬で多かった有害事象は、日中の眠気であった。中枢刺激薬で多かった有害事象は、かんしゃく/いらつき、食欲抑制、睡眠困難であった。
【評価】
両薬とも学童以上ではRCTもあり、連想により低年齢層でも使われているが、有効性・安全性エビデンスは不足していた。一定の有効性と安全性を確認した研究であり、両薬を対決させる大規模RCTが望まれる。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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