海外ジャーナルレビュー : 「看護・母子医学」

がん患者への抗癌モノクローナル抗体薬皮下投与を系統レビュー
Administration of Subcutaneous Monoclonal Antibodies in Patients With Cancer [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:看護・母子医学
ジャーナル名:Oncology Nursing Forum
年月:January 2019
巻:46
開始ページ:E38
【背景】
抗がんモノクローナル抗体(mAb)薬の皮下(SC)投与のベネフィットとリスクは。ブラジルNational Cancer InstituteのFerreiraらは、mAbのSCとIVを比較する系統レビューを行った。
【結論】
10件の研究が含まれた。アレムツズマブ・トラスツズマブ・リツキシマブのSC投与は、投与後の局所的有害事象のより高い有病率を除き、それぞれIVと比較して同様の安全性プロファイルを有する治療効果を示した。mAb薬のSCはゆっくりした投与(5分以上)を必要とし、注射部位は各サイクルで変えられるべきである。また、患者ガイドラインには、予想される副作用、緊急治療を必要とする副作用の兆候または症状、投与により起こり得る潜在的な不快感を軽減する方法に関する情報を含めるべきである。
【評価】
優れた着眼による看護師主導研究である。mAbは同等の効果が示された場合SCが選好される傾向にあり、将来は自動注入フロー制御を備えた装置が使用される可能性がある。使い捨て注射装置を使用して病院または診療所で自己投与を行ったPrefHer試験も出てきており、患者による自宅での自己管理も視野に入っている。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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