海外ジャーナルレビュー : 「看護・母子医学」

外来化学療法を受けるがん患者をCHEMO-SUPPORTでサポート
A Nursing Intervention for Reducing Symptom Burden During Chemotherapy [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:看護・母子医学
ジャーナル名:Oncology Nursing Forum
年月:January 2018
巻:45
開始ページ:115
【背景】
CHEMO-SUPPORTは、外来化学療法中の成人がん患者の副作用に伴う苦痛を軽減し、患者が自宅で症状を適切に自己管理できるよう支援することを目的とした看護介入法である。ベルギーUniversity Hospitals LeuvenのCoolbrandtらは、初回化学療法を開始した成人がん患者へのCHEMO-SUPPORT介入の有効性を評価するRCTを行った(n=143、対照:通常ケア)。メインアウトカムは、全体的症状による苦痛(overall symptom distress: OSD)および他の症状に関連するアウトカムで、ベースライン・3・6・12週間での自己報告による。
【結論】
介入群で、OSDおよび重症度悪化が有意に軽減していた。自己効力感とアウトカム期待値(6週間時に測定)も、介入群が有意に高かった。
セルフケアには両群間で有意差がなかった。
【評価】
症状管理に対する自己効力感が高いほどOSD・QoLへの影響が軽くなることが示されている(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/25730592)。CHEMO-SUPPORTは、予防セルフケア行動の実施、症状のモニタリング、タイムリーなレポートと医療従事者との話し合い等、個人化された看護介入を行う方法である。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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