海外ジャーナルレビュー : 「看護・母子医学」

骨髄移植入院患者の握力をフォローする
Patterns of Hand Grip Strength and Detection of Strength Loss in Patients Undergoing Bone Marrow Transplantation: A Feasibility Study [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:看護・母子医学
ジャーナル名:Oncology Nursing Forum
年月:September 2017
巻:44
開始ページ:606
【背景】
握力(HGS)測定の、患者一般状態把握への有用性が注目されているが、骨髄移植(BMT)入院患者での毎日の握力(HGS)測定は実行可能か。University of WashingtonのSayreらは、毎日のHGS測定実行可能性と、HGS測定による筋力変化、および臨床検査値(ヘモグロビン[Hgb]・ヘマトクリット[Hct]・好中球絶対数[ANC])との関連を検討した(n=33)。
【結論】
参加者は、HGS測定が比較的容易だと報告した(平均所要時間7.2分)。19名が入院中20%以上握力低下し、9名は前処置段階で低下した。年齢・性別・HgbはHGSと関連していた。自家BMTより同種BMTが握力低下しやすかった。
【評価】
BMTでは身体機能・筋力低下が起こりやすく、機能評価の方法が検討されているが(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/23125542)、毎日握力測定する、という研究は初めてである。単純・安価で、ケアプランの作成や転倒予防介入に有用となる。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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