海外ジャーナルレビュー : 「看護・母子医学」

低リスクGDM妊婦の妊娠後期の搾乳は安全か
Advising women with diabetes in pregnancy to express breastmilk in late pregnancy (Diabetes and Antenatal Milk Expressing [DAME]): a multicentre, unblinded, randomised controlled trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:看護・母子医学
ジャーナル名:The Lancet
年月:June 2017
巻:389
開始ページ:2204
【背景】
欧米で糖尿病(DM)妊婦(既往・またはGDM)に対し妊娠後期の搾乳を推奨することがあるが、安全性に関する高信頼度のデータはなかった。オーストラリアLa Trobe UniversityのForsterらは、低リスクDM単児妊婦635名を対象に、妊娠後期の搾乳と出生児の経過との関連を検証した(介入群:36週から1日2回搾乳し病院で保存[平均20回、全期間平均合計搾乳量5ml]、対照群:標準ケア)。
【結論】
NICU入室リスク・出生時体重・健康状態に関して有意差はなかった。介入群では出生後24時間は母乳栄養の割合が有意に高かったが、3ヶ月後は群間で同等であった。
【評価】
小規模研究でNICU入室・早産の可能性が高まることが示唆されていたが、より大規模な研究で否定した。ただし、ベネフィットがあるという明確な証拠ではなく、日本では推奨されていない。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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