海外ジャーナルレビュー : 「看護・母子医学」

Weight Watchers減量プログラムは1年続ける方がよい
Extended and standard duration weight-loss programme referrals for adults in primary care (WRAP): a randomised controlled trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:看護・母子医学
ジャーナル名:The Lancet
年月:May 2017
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
体重管理のためのWeight Watchers(WW)によるオープングループ行動プログラムの有効性が示されているが、最適な介入期間はどうか。英University of CambridgeのAhernらは、23施設1,269名(BMI≧28の成人)を対象とするRCTで、WW 12週・WW 52週・短期間のアドバイス・自助教材による介入の有効性を比較した(フォローアップ≧2年)。
【結論】
1年間の平均体重変化は、-6.76kg(WW 52週)・-4.75kg(WW 12週)・-3.26kg(短期介入)であった。WW 52週は12週より有意に効果的で(-2.14kg)、グループ間差は2年後も依然として有意であった。WW 52週群のHbA1c値は12週より低下していた。ICER(増分費用効果比)は、短期介入と比して、2年間で£159(52週)・£91(12週)/kgであった。ベースライン後25年間の行動プログラムモデルでは、WW 52週が長期的費用対効果が大きいことが示唆された。
【評価】
「1年間プログラムの初期費用は大きいが、肥満に関連する病気が減るため、長期的に費用対効果比がよい」と著者は言う。WWは、レシピ紹介・食品販売・グループミーティング・専門家とのチャット・GP紹介等を含む、欧米でポピュラーな体重管理のための商業的プログラムで、DM管理でも有効性が示されている(https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/27804264)。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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