海外ジャーナルレビュー : 「看護・母子医学」

職業性抗がん剤曝露を防止するために
Testing an Intervention to Decrease Healthcare Workers’ Exposure to Antineoplastic Agents [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:看護・母子医学
ジャーナル名:Clinical Journal of Oncology Nursing
年月:January 2017
巻:44
開始ページ:E10
【背景】
医療従事者は抗がん剤曝露リスクにさらされている。University of MinnesotaのGraeveらは、外来化学療法室における職業性抗がん剤曝露防止のための現場介入法の開発・評価を行なった(対象:看護師・薬剤師・調剤技師、n=163)。自己申告調査により個人用防護ツール(PPE: Personal Protective Equipment)使用を評価するための職場・個人要因を検証し、研究結果を組み込んだ介入法を開発した。評価の従属変数はPPE使用、独立変数は、ハザード・リスク認知・バリア認知・個人間影響・自己効力感・利益相反・職場の安全性風土であった。
【結論】
PPE使用度はガイドライン推奨より低く、介入後わずかに改善した。自己効力感・リスク認知は、介入後増加していた。化学残留物はいくつかのエリアで見られた。安全取り扱い・予防措置に対する認識は、介入後改善された。ワークフローの改善を実施したユニットは、曝露が減少した。
【評価】
著者らは「看護師は職場分析によって、安全性のための介入ターゲットを確認することが重要である」と結論している。日本では、看護部・薬剤部のジョイントガイドラインがある(http://www.jshp.or.jp/gakujyutu/houkoku/h25gaku7.pdf)。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

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