海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

妊娠糖尿病既往女性の適度の飲酒はT2D発症リスクを低減する:NIH
Association of Habitual Alcohol Consumption With Long-term Risk of Type 2 Diabetes Among Women With a History of Gestational Diabetes [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:JAMA Network Open
年月:September 2021
巻:4
開始ページ:e2124669
【背景】
妊娠糖尿病(GDM)歴のある女性の飲酒習慣と2型糖尿病(T2D)続発リスクの関連は。National Institutes of HealthのZhangらは、Nurses’ Health Study IIコホート登録GDM既往女性4,740名にFood Frequency Questionnaireを用いて4年間の食習慣を調査し、この問題を検討した。
【結論】
食事・生活習慣等因子の調整後、飲酒しない女性と比べて5.0〜14.9g/日の飲酒は低いT2D発症リスクと関連したが(HR, 0.45)、0.1〜4.9 g/日(HR, 0.87)や15.0 g/日以上(HR, 0.62)の飲酒はT2Dリスクと関連しなかった。BMI調整後でも、5.0〜14.9g/日の飲酒はT2D発症リスクの41%低下と関連した。
【評価】
「適度の飲酒はT2Dリスク抑制的」には肯定的メタアナリシスも存在するが(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/26843157/)、一般人口を対象とするもので、GDM既往者では初報告となる。ビールやリキュールと比べワインの方がよい、という報告もある(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/27181845/)。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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