海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

3大医学誌にSTEPを刻むセマグルチドの減量効果
Semaglutide 2.4 mg once a week in adults with overweight or obesity, and type 2 diabetes (STEP 2): a randomised, double-blind, double-dummy, placebo-controlled, phase 3 trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The Lancet
年月:March 2021
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
GLP-1受容体作動薬セマグルチドの減量効果が、確実に認められてきている。University of Texas のLingvayら(STEP 2)は、肥満のT2D患者1,210名を対象としてその効果・安全性を検証した(対照:プラセボ)。最低180日前に確診されたBMI≦27kg/m2、HbA1c 7〜10%の患者を、週1度のセマグルチド2.4 mg/1mg投与群と対照群に割り付け、68週間皮下注射・生活習慣介入を行った。一次複合エンドポイントは、68週目での体重変化率と5%以上の体重低下である。
【結論】
セマグルチド2.4 mgの一次エンドポイント効果を認めた(体重変化率差−6.2%、5%減のOR:4.88)。有害イベントは実薬群で報告が多く、特に軽〜中等度消化器系有害イベントの報告が多かった。
【評価】
NEJMでのSTEP 1発表(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33567185/)、JAMAでのSTEP 3発表(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33625476/)と並ぶLancetでのSTEP 2発表で、効果・副作用を確実なものとした。同種薬・他種薬とだけでなく、肥満外科も含めた対決試験が望まれる。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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