海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

セマグルチドは減量薬になりえる
Once-Weekly Semaglutide in Adults with Overweight or Obesity [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The New England Journal of Medicine
年月:February 2021
巻:Online first
開始ページ:Online first
【背景】
GLP-1アナログ薬は、その作用機序から肥満治療薬として期待されている。Northwestern UniversityのKushnerら(STEP 1)は、 糖尿病のないBMI 30以上の成人1,961名を対象にこれを検証するRCTを行った(68週間週1回皮下注、対照:プラセボ[生活習慣介入])。一次アウトカムは、体重変化率と少なくとも5%の体重減少であある。
【結論】
セマグルチドの一次アウトカム効果を認めた(体重変化率:−14.9% vs. −2.4%)。68週目での5%以上の体重減少者は86.4%(vs. 31.5%)であった。介入群では心血管代謝危険因子が低減し、身体機能が改善した。悪心・下痢が最も一般的な有害事象であり、介入群は胃腸イベントのための治療中止例が多かった(4.5% vs. 0.8%)。
【評価】
「STEP 1」として印象的な結果であり、長期効果と副作用だけ問題点である。NEJM Editorialは、各種の減量薬・減量手術の間で対決試験が必要になってきた、としている。
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大規模臨床試験、新規の薬・機器・手法・因子・メカニズムの発見に関する文献を主に取り上げ、原文の要約と専属医師のコメントを掲載。
(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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