海外ジャーナルレビュー : 「生活習慣病」

米地方都市肥満者への減量行動療法は個別よりグループ、遠隔介入も可
Effect of Behavioral Therapy With In-Clinic or Telephone Group Visits vs In-Clinic Individual Visits on Weight Loss Among Patients With Obesity in Rural Clinical Practice: A Randomized Clinical Trial [ 原文(アブストラクト)を読む⇒ ]

カテゴリー:生活習慣病
ジャーナル名:The Journal of the American Medical Association
年月:January 2021
巻:325
開始ページ:363
【背景】
米国地方都市には肥満患者が多いが、行動療法のメニューには制限がある。University of KansasのBefortらは、同患者1,407名を対象として、3モードを比較するRCTを行った。全患者に食生活・身体活動・行動変容に関する生活習慣介入を行い、施設内個別介入群(n=473)では医師が15分の診察を週1度1ヶ月間、その後隔週5ヶ月間、それ以後月一度行なった。施設内グループ介入群(n=468)では、週1度3ヶ月間、隔週3ヶ月間、以降月1度の診療を、電話グループ介入群(n=466)では同頻度の介入をリモートで行った。一次アウトカムは24ヶ月での体重変化である。
【結論】
一次アウトカムは、施設内グループ介入−4.4 kg、電話グループ介入−3.9 kg、施設内個別介入−2.6 kgだった(グループ介入と個別介入の差は統計的有意)。
【評価】
著者らは、地方では個別よりもグループの方が行動変容しやすいと示唆している。同様なセッテングで、電話で十分に有効という有力なRCT結果がJAMA公刊されており(https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/32539150/)、その方向が主流になる可能性もある。
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(制作協力:Silex 知の文献サービス

取り上げる主なジャーナル(生活習慣病)
Journal of the American Medical Association (JAMA)、The New England Journal of Medicine (NEJM)、Lancet、Diabetologia、Diabetes Care (Diabetes Care)
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